■ 久しぶりの近況報告(2023年4月9日) ■


大変ご無沙汰致しております。こちら北海道札幌市もすっかり春らしくなりました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。当初から「遅延性(半年から1年経ったあたりから)」と言われていた様々な有害事象(ファイザー社の2021年4月30日の公式発表では1291種類、30~38ページ目まで全部)と直接的なり間接的なり関係があるのかどうか分かりませんが、 近頃世界中で起っている事柄があまりに深刻で(日本も21日本も22NHKも)、私のことなどすっかりどうでもよくなってしまったために長い間「近況報告」を行って こなかったことをふと反省致しまして、久々に更新することに致しました。

お蔭様で徹底した体調管理により基本的健康は極めて良好な状態を保っておりますが、世界のデータは冷静に頭で処理出来ても身近な知人(特にまだ若い方達)がいなくなってしまう度に打ちのめされてしまいます。また、最近は時々スーパーなどの人混みの中で買い物をした後「シェディング」(こちらも比較的当初から世界中で報告されている現象で、たくさんの方々の証言や科学者の方々の必死のリサーチから徐々にその正体が明らかになりつつあるようです)と呼ばれるトランスミッション(伝播)の被害らしきもの、もしくは巷に飛び交う電磁波の影響らしきものを受けることがありますが、症状は比較的すぐに消えるため外見上は無事です。

ずっと「アネクドット(というタイトルの小品)を12曲書いたら録音をしよう」と思って作曲を続けて参りました。いつか自作曲自演集を「1枚のCD」に収める予定だったのです。ところがいざ足し算をしてみますと自作曲だけで80分を越えてしまい(CDに収まるのは78分まで)、CD録音計画は当初思い描いていたようにはならなくなってしまいました。収録曲数を減らせば良いだけなのかもしれませんが、逆に編曲した作品にも重要なものがいくつかあるので、もしそれらも収録するとなると かなりの量になってしまい、どうするのが最善なのか、果たしてCDを作る必要があるのかどうかも含めて、頭を捻らねばならないところです。

ところで大変お世話になった方に2020年7月monkeys
に送ったメールに、新奏法について「それは例えば猿が電線にぶら下がって移動する方法から、上に乗って歩いて移動する方法に変えたような感じです。周りが見てもあまり違いはわからないかもしれません(猿が電線を 移動しているということは同じなので)が、こちらにとっては雲泥の差です。」と説明しましたところ、「猿のたとえ、素晴らしい (笑) すごくわかりやすいような、そうでもないような (^O^)」という返信をいただきました。そこで、この度は写真つきで解説してみたいと思います。(電線はヴァイオリンの弦、猿は私の左手、を表しております。)

私が初めてきちんとした「ヴァイオリン奏法」を習ったのがイフラ・ニーマン教授という方からだったのですが、この先生は左下の画像のように(第1~第4ポジションくらいまで)「左手は楽器の下」という奏法でした。その後私は何度も何度も自分に合う奏法を探して変更を繰り返して参りましたが、ずっとこの「手は楽器の下」ということに縛られておりました。ところがある日「どのポジションでも手は楽器の横」(これが演奏時の感覚としては「指は楽器の上」のように感じる)に変更して以来、格段に演奏しやすくなりました。(参照) (右肩右手についてはこちら)

Yfrah_Neaman
ル 伊藤光湖2022
ニーマン先生
左手は楽器の下
新奏法2022
左手は楽器の横

右上の画像は2022年5月に演奏させていただいた時の録画からの静止画です。その5ヶ月後に偶然『【悲運の神童】天才バイオリニスト渡辺茂夫の~~』という録画を見て大変衝撃を受けました。それと同時にそれとは別の録画から、私が受けたことのない「幼少期の英才教育」ではこのようなことを習うのか!!という「初耳」な情報を得て、生まれて初めて「小さい子供が優れた先生から習う事柄」を練習することが出来たお蔭で今度はようやく長年の課題であった「散らかったような手の形」をまとめることに成功、それに伴い再び私の左手と楽器の「より良い関係」を発見し、その結果これまでにない安定感を手に入れることが出来ました。

上から見下せば行き着くところは地面ですが、下から見上げれば可能性は無限大です。私は小さい頃に英才教育を受けなかったことを、心から感謝致しております。ちなみに私に初めて(「伊藤さんは趣味でやるように」ということで)ヴァイオリンを教えて下さった空手の先生から、音楽大学入学前に大変有り難いお言葉をいただきました。それは「伊藤さんはヴァイオリンを遅く初めたんだから、50、60になっても鼻垂れだと思って頑張ったらいい」、もうひとつは京都芸大入学に向けて「普通こういう時は男に気をつけてと言うのだが、伊藤さんの場合は身体に気をつけて頑張って下さい」でした。

寒い寒い冬が終わり、今年も緑が力強く芽吹いて参りました。ふきのとうクロッカス福寿草などが元気いっぱいに萌え出て来て、大地の生命力の強さと素晴らしさは感動的です。皆様もこの美しい自然のように、どうぞお元気でお過ごし下さい。


伊藤光湖




追記:このページをお読み下さっている私の大切な愛する皆様に是非ともご活用いただきたいのが『「救い」への招き 』の7ページ目です。どうか親愛なる皆様が将来天の御国で神様の豊かな祝福に包まれながら幸せに永遠の時を過ごすことが出来ますように。


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