■ 何を信じれば良いのか?(2023年6月29日) ■


インターネットの発達などにより「情報の洪水」に日々押し流されそうな現代社会となりましたが、偽りの情報も多々あることは皆様ご存じの通りです。状況変化により刻々と移りゆく情報に信頼を置くのは難しいことと思いますが、中には「決して揺るぐことのない普遍の真理も存在致します。

ご存じの方も多いことと思いますが、「聖書は預言書」です。(聖書を信頼して良い根拠がまさにこの完璧な預言の成就です。)例えば旧約聖書のダニエル書などは、書かれている預言が余りにも正確に成就してきたため「事前に書かれた歴史書」と呼ばれている程です。それらの預言は、よくある「どのようにも解釈出来るような曖昧なもの」ではなく、歴代の王朝など極めて詳細に亘り明確なものです。

ダニエル書には、預言者ダニエルが捕囚としてバビロン(新バビロニア)にいた時になされた預言がたくさん書かれております。例えばバビロンの後に起こることになっていた「メディア・ペルシャ帝国をギリシャが打ち破る(=紀元前331年10月、ガウガメラの戦いにて成就)けれども、その第一番目の王(=アレクサンドロス3世=アレクサンドロス大王)は倒れ、代わりにその国から四つの国が起こる」(ダニエル書 8章)等です。ダニエル書2章にはネブカドネザル王が見た「巨大な像の幻」の解き明かしという形で、バビロン後の世界強大国について書かれており、それらは(これから起る「最後の王国」を残して)完璧に成就してきました。

また、ダニエル書9章には「油そそがれた者、君主」(=救い主=メシア)が表れるタイミングが預言されていたり、他の預言書も含めメシアに関する事細かい預言が300以上も書かれていたため、人々はそれら全ての預言がイエス・キリストにおいて成就したことを確認することが出来ました。

さらに聖書には、「これから起ること」も書かれております。これまでの歴史においてここまで正確に聖書の預言がことごとく成就してきたわけですから、これから起ると預言されている事も同じように正確に成就すると考えるのが理にかなっているものと思われます。

そして、「わたしは、終わりの事を初めから告げ、まだなされていない事を昔から告げ、『わたしのはかりごとは成就し、わたしの望む事をすべて成し遂げる』と言う」方(イザヤ書46:10)、すなわち全知全能の神が定めた人類の魂の救済方法についても、聖書に明確に記されております。

よく「全ての宗教の行き着くところは同じ神だ」ということをききますが、全宇宙を創造された神の言葉が記されている聖書にはそのようには書かれておりません。では何を信じれば救われるのか? 以下に王の王、主の主であられる神から人類への救いのメッセージを抜粋してご紹介致します。

evolution of war (ちなみに20年以上も前の話ですが、世界トップ進化論学者2名が「進化論は間違いである」と学会で発表し、その後一部の国の教科書から進化論は削除されました。これ程までに「進化」したテクノロジーを持つ現代においてもいまだに進化論の科学的根拠を証明出来ず、いくら発掘調査を行っても「ミッシングリンク」は発見されておりません。

ならば、『 家はそれぞれ、だれかが建てるのですが、すべてのものを造られた方は、神です。』(ヘブル人への手紙 3:4)という至極当たり前のように聞こえる聖句にあるように、科学的に間違いであると証明出来ない、いやむしろ科学的であるということがわかってきた、優れた英知を持つ方による「創造」の方が、はるかに信じるに値すると私は思います。)

もちろん、全ての人に自由意志が与えられており、”信じる信じないは、あなた次第です。”


♪♪♪ 何を信じれば救われるのか? ♪♪♪

かの有名なヨハネ3:16を含む数節は、魂の救いの鍵となる聖句です。

『 14 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。
15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。
16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
17 神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。
18 御子を信じる者はさばかれない。信じない者は神のひとり子の御名を信じなかったので、すでにさばかれている。』

(注解:人の子=御子=イエス・キリスト)

他にも

使徒4:10,12
『 皆さんも、またイスラエルのすべての人々も、よく知ってください。この人が治って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらさせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。

この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。

使徒16:30,31
『 30 そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか」と言った。
31 ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」と言った。』

ヨハネの手紙 第一 4:9
『 神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを 得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。』

ヨハネの手紙 第一 5:11~12
『 11 そのあかし(=10節「神が御子についてあかしされたこと」)とは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。 12 御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。』

ヨハネ14:6
『 イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、 いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。

ローマ人への手紙 3:22
『 すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。

Bad News ローマ人への手紙 3:23
すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず』

Good News ローマ人への手紙 6:23
罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。 』

ローマ人への手紙 3:26
『 それは、今の時にご自身の義を現すためであり、こうして神ご自身が義であり、また、イエスを信じる者を義とお認めになるためなのです。 』

ヨハネ6:28、29
『 28 すると彼らはイエスに言った。「私たちは、神のわざを行うために、何をすべきでしょうか。」 29 イエスは答えて言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。」』

*******

すなわち、創造主であられる全能の神だけでなく、神の『御子(=イエス・キリスト)への信仰』こそが、救いの鍵であることを聖書は述べています。

別の角度からは、ヤコブの2:19には
『 19 あなたは、神はおひとりだと信じています。りっぱなことです。ですが、悪霊どももそう信じて、身震いしています。』 とあり、「神はお一人だ」という信仰だけで救いが得られるわけではないことがわかります。

では『御子への信仰』とは一体何なのか。それは、救い主として神から遣わされた御子イエス・キリストが私達の罪のために十字架での贖いの死を成し遂げて下さり、葬られ、三日目によみがえり、今もこれからも永遠に生きておられ、御子を信じる者を罪(の結果である永遠の地獄)から救うことが出来る、ということを信じることです。「行いによる救い」ではなく御子への信仰による救いというのが聖書のメッセージです。(「良い行い」は救われた「結果」によるものです。)

悔い改めとは「自己中心」から「(唯一真の)神中心」の生き方に改めることです。どうか一人でも多くの方がローマ人への手紙 6:23に書かれている『 神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。 』を、悔い改めと神の御子イエス・キリストを信じる信仰によって受け取ることが出来ますように。


伊藤光湖


追記:このページをお読み下さっている私の大切な愛する皆様に是非ともご活用いただきたいのが『「救い」への招き 』の7ページ目です。どうか親愛なる皆様が将来天の御国で神様の豊かな祝福に包まれながら幸せに永遠の時を過ごすことが出来ますように。

HOME / 次の記事


inserted by FC2 system