伊藤光湖公式サイト  Mitsuko Ito Official Website

最終更新日 Last updated : 22/3/2015


「 アメリカのインターネットラジオで4度クラシック部門人気第1位。進化し続けるヴァイオリ
ニスト伊藤光湖が贈る自作オリジナル曲を含む独自のプログラムと楽しく個性的なトーク。 」


伊藤光湖 ヴァイオリン・リサイタル in ちえりあ 2014

2014年9月20日(土) 2:00PM 開演 ( 1:30PM 開場 )
( 右の画像をクリックすると拡大します )

伊藤光湖 Mitsuko Ito プログラム


ヘンデル : ソナタ イ長調 HWV361 作品1-第3番 
フォーレ : ソナタ 作品13 
イベール : 小さな白いロバ
ノヴァチェク : 常動曲
グラズノフ : 瞑想曲 作品32 
サラサーテ : サパテアード 
伊藤光湖 : 天の音 ( 1997年即興による作品 ) 
ヴィタリーノ ( ヴィターリ ) : シャコンヌ オリジナル版 
 ( 鍵盤楽器パート作成 : 伊藤光湖 ) ( 鍵盤楽器パートに
関する解説は、このページの下の方にございます )


ヴァイオリン : 伊藤光湖 / ピアノ : 浅井智子

札幌市生涯学習センターちえりあホール
( 札幌市西区宮の沢1条1丁目 − 地下鉄東西線宮の沢駅から地下直結通路徒歩5分 )

¥2,000 ( 自由席・税込 )
( チケット発売予定日 : 2014年5月30日 )

【 チケット取り扱い 】
チケットぴあ 0570−02−9999 ( Pコード232−329 )/ ローソンチケット 0570−000−407 *Lコード予約 0570−084−001( Lコード:19117 ) / 大丸
プレイガイド ( 南1西3 ) 011−221−3900 / 道新プレイガイド 011−241−3871 / JR北海道みどりの窓口 ・ ツインクルプラザ / イープラス 

【 マネジメント・お問合わせ 】
オフィス・ワン 電話011ー612−8696
( 予約受付10:30−18:00 土・日・祝日休 )
http://www.officeone.co.jp/

後援 : 札幌市、札幌市教育委員会、北海道新聞社、毎日新聞北海道支社、HTB北海道
テレビ放送、(公財)PMF組織委員会、PMFボランティア 「 ハーモニー 」

伊藤光湖 Mitsuko Ito 伊藤光湖 Mitsuko Ito 伊藤光湖 Mitsuko Ito
2013年9月ちえりあリサイタル

○ 2014年のちえりあリサイタルの、北海道作曲家協会会長 八木幸三様による演奏会評
( 雑誌 「 音楽現代 」 2014年12月号に掲載 )をご覧いただけます。 ( 開いた画像をクリックすると拡大します。)  八木幸三様、どうもありがとうございました。
(( 2013年のちえりあリサイタル演奏会評はこちら ( 雑誌 「 音楽現代 」 2013年11月号に掲載 )2012年のちえりあリサイタル演奏会評はこちら ( 雑誌 「 音楽現代 」 2012年11月号に掲載 ) 画像をクリックすると拡大します ))

○ お知らせ : 2012年ちえりあリサイタルのライヴ録音CDになりました。詳細はこちら


□□□ 「  真の芸術の追求  」 □□□

〜 独自の創作的芸術活動としての演奏を目指して 〜

フランスでは、バロック時代 ( 16世紀末から17世紀初頭 ) の楽器の特性や音色の探求、また美術館に通って当時の芸術品からバロック芸術全般を把握し、そこから当時の演奏を出来るだけ忠実に再現出来るよう準備して参りました。特にルーヴル美術館に残された至高の美術品などにはたくさんのヒントがちりばめられております。それらの時代を経てもなお輝きを放つ芸術作品を参考にして、ヘンデルのソナタにはたくさんの独自の装飾をちりばめてみました。( バロック時代には演奏家が即興で装飾を施しながら演奏していました。)

また技術的な面では、いくつかの絵画に見られるように、バロック時代にはヴァイオリンに肩当てはもちろんのこと、あご当てもついていなかったため、楽器を現在のようにあごで挟んでしっかりと支えることが出来ませんでした。肩のあたりに楽器を乗せたような状態で演奏すると、現在のようなヴィヴラートをかけるのは大変困難で、おおよそ当時の音色を推察することが出来ます。

1万本の真紅の薔薇が発するような激しい情熱と 伊藤光湖 Mitsuko Ito
美しさを秘めた、生粋のフランス・ロマン派音楽の
傑作、フォーレ作曲のソナタは、ヘンデルから約
200年を経た音楽言語の変化を、バロック作品
と対照的に表現したいと思います。フランス独特
のきめ細かいヴィヴラートや息遣いによるビロー
ドのような音色を駆使して、極めて感動的な純フ
ランス音楽の美の表現に挑みます。

休憩後は親しみやすい小品を中心としたプログラムで、中でもプログラム最後の曲 「 ヴィタリーノ作曲のシャコンヌ 」( 一般的に書店で入手出来る楽譜は大幅に変更された編曲版で、ヴィターリ作曲とされております ) は、インターネットで発見したほぼ全く演奏されることのないオリジナル版ヴァイオリンパートに、通奏低音譜
もとに私がたくさんのアイディアを織り交ぜながら
作成した鍵盤楽器パートのアンサンブルをお楽し
みいただけます。( オリジナル手書き楽譜は鍵盤
楽器パートが1音の上に数字で和声を表した通奏
低音という表記法でそのままでは演奏出来ないた
め、ピアノで演奏出来るよう作成したものです。)
私は書かれた通りのオリジナルの方が、現在書店で入手出来る編曲版よりもはるかにいい曲だと思っております。バロック時代当時としては考えられない大胆さは様々な謎と憶測に満ちておりますが、曲が書かれてから300年を経た現代の私たちをも深く感動させる作品です。

敢えてバラエティーに富んだ選曲による毎回自作曲を含めた独自のプログラムを、皆様により楽しんでお聴きいただけるよう曲解説トークを交えながら、札幌コンサートホール”キタラ”と同じ設計者による豊かな音響 「 ちえりあホール 」 にて皆様にお届け致します。

伊藤光湖

○ ちえりあリサイタルの録画は、曲解説トークも含めてこちらでご紹介致しております。

☆ 当日配布したプログラムお客様のご感想こちらでご覧いただけます。皆様のご感想に心より感謝致しております。

次回のちえりあ伊藤光湖ヴァイオリンリサイタルに関する情報



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